ガーデンパーティ   キャサリン・マンスフィールド

ガーデン

シェリダン家では早朝から庭師が作業をはじめ、
テントを張る業者も到着して、
ガーデンパーティの準備が着々と進んでいた。

まるで家が起きているように、さまざまな音が聞こえてくる。
玄関はユリとカンナで埋め尽くされ、ピアノに合わせた歌声が響く。

テーブルにはサンドウィッチやシュークリームが並び、
皆の気分も高揚していったが、
そんななか悲惨な情報が舞い込んできた。
丘の上の下層集落に住む若者が、
妻と子どもを残し落馬して亡くなったという。

ローラはその死を悼み、パーティはやめるべきだと主張するが、
同意する者は誰もおらず、
結局パーティは大成功で終わりを告げた。

うしろめたい気持ちからか、シェリダン夫人はローラに
残った料理をその遺族に持っていくよう命じるが……

階級意識や傲慢な偽善、清らかな心と高慢な自己陶酔。
さまざまなことを考えさせられつつも、
最後のひと言が爽やかな、
キャサリン・マンスフィールドが描く短編小説。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

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Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。