古い新書

本


紙の本がいちばん!
それは永遠に変わらない。
なのにここ数年、手にしている書籍の95%は電子書籍だ。

理由は簡単。
新書にこだわらなければ、
電子書籍は良書が安価で手に入るから。

本を置く現実的な場所も考える必要はなく、
バーチャルな空間に所蔵されるという身軽さもある。
でも……

少し前に友人から勧められた書籍。
購入しようと調べたが、
いくらググっても
電子書籍で見つけることはできなかった。
だから紙の本で注文した。

そして届いた感触は……
久しぶりに手にした本物の本……
それが実感だった。

箪笥の引き出しをひっくり返して、
昔愛用していたブックカバーを
引っ張り出して本にかけた。

あ〜、カ・イ・カ・ン !

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

小説家という職業 森 博嗣

小説家

良い小説とは正しい文体のノウハウではなく創作であり、
小説家として大切なことは、
これを職業にする決意だという。

文章を書くのも、
人の話を理解するのも苦手だった著者が、
40歳直前で突然小説を執筆した。
処女作『冷たい密室と博士たち』

趣味実現のために資金が必要になり、
国立大学に勤務しながら、バイトとして
20時間ほどで書き上げ小説家デビューした。

以降、毎年コンスタントに100万部以上の
著書を出版して、10年間で倍々に
増えていった印税は使いきれない額になった。

小説家になりたいと願う人は数多い。
重要なのは、
ビジネスとして創作する、
つまり売れるものを作る。
他人が書いた小説は読まずに、
オリジナリティを生み出す。

悩んだり質問したりするより、
とにかく書くことが大事と語る著者が、
新しいものを作る=創作とはどんなものか、
今後の出版業界、書籍や作家についても詳述。

そして、もちろん
『すべてが F になる』が生まれた過程も!

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

春眠

るる


誰かが言っていた
眠いときに眠ることができる、
それが最高の贅沢だと。

寝息も立てず、
静かに熟睡しているルルを見ていると、
その名言から子守唄が聞こえてくる気がする。

「春眠暁を覚えず」
雪も解け、ようゆく春を感じるこの頃。
今は昼間だけど、
私もルルといっしょに最高の贅沢を貪ろうかな……

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

子育てたんたん① 南国ばなな

たんたん

漫画家が集まるヌードデッサン会。
その日のモデルさんは骨格バランスと
筋肉量がすばらしく、
なぜかこの人のあかちゃんを産みたいと
思ってしまった。
それは結婚相手の本人をすっとばして
あかちゃんのみ切望する抗えない指令のような
不思議な感覚。

そして出会って3週間で結婚し、
その3か月後に妊娠。
あっという間に臨月に入り、
未知との遭遇のような陣痛に耐え、
ついに “たんたん”とご対面。

感動と感激、
幸福感と充実感に包まれていたが……
新生児検査を終え、母子同室になると、
2~3時間おきに授乳とおむつ替え、
そこに育児指導カリキュラムも組み込まれ、
寝る時間もない。

赤子になったり、老け顔になったり、
コロコロ変わる表情。
指を握られると、
心がキューンと鳴らされる儚く小さな手。
忙しなく振り回される新生児のお世話。

いったいあかちゃんって天使?悪魔?
それとも小さなおっさん?

進化する未知の生態にあやつられ、
悪戦苦闘したりワクワクしたり、我慢と忍耐、
新鮮な発見と喜びで親子ともども成長する、
BL漫画家が描く『子育てたんたん』シリーズ第1巻。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

あめちゃんの家出

あめ


イタリアの友人からメールが届いた。
「あめちゃんがいなくなった」と。

えっ、あめちゃんって誰?と訊いてみると、
最近、家族になった
チェコスロバキアンウルフドッグとのこと。

外出していたほんの2~3時間、庭に出して
鎖で繋いでおいたのに、帰宅したら
主人を失ったリードだけが淋しげに残っていたらしい。
大声で呼んでも、
車で辺りを探しても姿が見えないという。

翌日、またメールが届いた。
フェイスブックを見た方から連絡があり、
あめちゃんらしき犬を見かけたというので、
その場所へ向かうと、
暗闇の茂みにうずくまり怯えていた。
そのまま動物病院で診てもらうと前足を骨折していたと。

「もうらしい」
写真を観ながらつぶやいていた。
信州の一部の地域で使われる、
かわいそうの最上級のような方言である。

数日後、ギプスが取れた写真とともに
ふたたびメールが届いた。
手術して、すっかり元気になったと。

よかったね、あめちゃん!
でも、もう家出はやめようね。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

木野塚探偵事務所だ 樋口有介

木野塚

警視庁経理課を37年間勤めあげ定年退職した木野塚佐平。
平均寿命から逆算すれば、余生はわずか。
だから今までの人生をふりかえってみた……

向上心も勇気もない彼は
納得のいかないまま見合い結婚した。
そして人生の半分以上を無為に過ごしてきた。
このまま終わっていいのか ?

いいはずがない!
フィリップ・マーロウのような私立探偵になりたい。
それは長年の夢だった。
だから残り少ない人生、
その積年の夢を叶えるべく探偵事務所を開いた。

電話をひき、事務機器や電化製品を揃え、
美人秘書募集の広告も出した。
事件を解決した際、可憐で扇情的な美人秘書が
頬にキスしてくれなければ、
探偵の意味がないと信じていたからである。
しかし電話も来訪者も地震も来ない。

3日めにようやく初めての来訪者で
ユニセックスな梅谷桃世を秘書として採用したが、
その後いっこうに依頼は来ない。

前途洋々たる未来が
徐々に陰りを見せはじめたころ電話が鳴った。
調査依頼はなんと誘拐事件!
しかし、誘拐されたのは……き、金魚 ⁈

入れ歯に禿げ頭で、自分の都合のいいように
勘違いしている主人公が、生意気で色気はないが、
鋭い洞察力と観察眼を持つ
秘書兼助手の桃世に助けられ、
なんとか経営を保っている客の来ない探偵事務所。

臆病で行動力に乏しく、
信念や意志力とも無縁なのに、ハードボイルドに
憧憬が深い木野塚佐平の笑い満載の探偵物語。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

春ンルン

バッグ


数年愛用しているバッグ。
取っ手の付け根が剥がれて
「こんにちは」状態になってしまった。

色もサイズもポケットが多いところも気に入っていた。
なんとかならないものかと、
革専用の接着剤を使ってみたが……

翌日からデパート巡りが始まった。
しかし、ない。
今までお世話になったバッグに勝るとも劣らない逸材が。
真冬に逆戻りしたような寒気に覆われた気分だった。

が、そうだ、週末には友人と
東京で落ち合うことになってたんだ。
少し春が近づいてきた気分。

彼女に頼んで1時間だけ
買い物につき合ってもらうことにした。
新しい恋人にめぐり逢えるかという不安を抱きつつ、
新宿のデパートに入る。

しかし30分も経たないうちに運命の出逢いが、
いつでも寄り添ってくれる相棒との。

さすが東京、さすが都会!
気分はもう春ンルン ‼︎ ……で、でも、
バッグは新しいのに、ギャグが古すぎる。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

たそがれたかこ①       入江喜和

黄昏

声をかけるのが苦手。
人と接するのも苦手。
コミュニケーション能力ゼロの片岡隆子(45歳)は、
アパートを経営している母と二人暮らし。

母は耳が遠いのに補聴器をつけず、
話がかみ合わない。
猛暑のなか汗だくになりながら
自転車を漕いで出勤し、
社員食堂で黙々とキャベツを千切りにする毎日。

そんなある日、ラジオから流れてきた
谷在家光一(やざいけこういち)の『部屋とおひめさま』
という曲を聴いているうち、ぽろぽろ涙が溢れ、
心をわしづかみにされた。
自分に似ている “人間関係が不得手”だという
若いシンガーに恋してしまったのだ。
その日から気持ちは乙女。

離婚した夫のもとにいる長女は
名門女子高中学3年生の一花(いちか)。
深夜の隅田川で出逢った仔犬のように
人なつっこい居酒屋のマスター。
自分の周りには必ず人がいる。

ときどき大声をあげて泣き出したくなる
鬱屈した心がいつしか……
どこかキラキラ光る煌めきへの期待感へと
膨らむ物語。
人はいつだって……

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

高貴なお土産

菊と金

春は旅行の季節なんだろうか?
中国から帰国したという友人からは菊茶を、
金沢へ行ってきたという友人からは
金箔入りの麦焼酎をお土産にいただいた。

丁寧にひとつずつパッケージされた菊茶と、
金箔がキラキラ揺らめく瓶を並べてみると、
それぞれの地で培ってきた伝統やプライドとともに、
贈り主の思いやりが感じられて、
温かい気分に包まれる。

ディスカントスーパーの食料品に囲まれた日常に、
不釣り合いな高級茶と高級酒。
果たしていつ、どんなシチュエーションで
口にしようか、筋金入りの貧乏性は
まずそこから悩むのだ。

そういえば、とひらめいた。
来月初旬にはまたひとつ歳を重ねる。
なんのご褒美か分からないけれど、
チェイサー代わりの菊茶と、煌めく金箔に
心ときめかせながら、
自分で自分をお祝いしようかな……

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

魔法のコンパス 道なき道の歩き方   西野亮廣

魔法


芸人の定義。
それは人それぞれ。
著者である西野氏の定義は職業名ではなく、
生き様や生きる姿勢。

漫才もコントもし、絵本も描けば学校も作るが、
ひな壇には上らずグルメ番組にも出ない。
それが彼の芸人としてのルールであるという。

鋭い視点と洞察力が光る著者。
問いを持ち続けることで
奇想天外でユニークな発想が生まれ、
マイナスに思えることも逆の思考でプラスにしてしまう。

とにかく世の中を、人生を楽しくさせ、
“おもしろい” を追求する著者が綴るビジネスバイブル。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

イタリア紀行 番外編 5

レモン


イタリアの家庭には、
庭木として普通にレモンが生っていた。
寒暖差の激しい信州で柑橘類は育たない。
だから友人のおばあちゃん宅の庭で、
黄色い実を見たときには信州人はみな大騒ぎ。

そんなわたしたちに気づいた優しいおばあちゃんは、
いちばん大きく実ったレモンをもぎ取って、
わたしの手に乗せてくれた。

言葉は通じなくても、気持ちを察してくれた喜びが、
レモンとともにツーンと鼻腔をくすぐる。

あのイタリアでの時間が夢のようにも思えるこの頃、
懐かしい空気を再現したくて、
なん万キロ彼方からやってきたアブルッツォ産の
レモンを使ったポークレモングリルを噛みしめた。
レモンの酸味が甘酸っぱいよ〜!

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

高橋留美子劇場1 高橋留美子

高橋留美子

『 P の悲劇』
羽賀家に南アフリカ繁殖の
フンボルトペンギンがやってきた。
小首を傾げ、すりすり寄ってきたり、
スタッと起立したり、かわい過ぎるピット君。

夫が商談相手から頼まれ、
1週間だけ預かることになったのだが……

公団平成団地はペット禁止。
見つかれば出ていかなければならない。

小学生で息子の浩太は大喜びで
クラスの男子全員を連れてくるし、
団地自治会ペット禁止派の急先鋒である筧さんは
お団子を持って偵察よろしく部屋に上がりこむし、
ドキドキはらはらなのだ。

しかしペットを目の敵にしているように見える人にも、
そこには優しいわけがあった。

『浪漫の商人』『ポイの家』『鉢の中』『百年の恋』
『Lサイズの幸福』と続く、
ほのぼの心温まる短編連作コミック。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

イタリア紀行 番外編 4

手毬


イタリア行きを決めてから、
お土産の品選びが頭から離れなかった。
彼らのリクエスト以外に
日本らしいものを渡したかったのだ。

そんなある日、見るともなく点けていたテレビに
これぞ日本!と、
ひとり破顔しながらガッツポーズを決めていた。

その番組はイタリアで活躍している人に取材するという
企画だったが、インタビュアーが持参したお土産が
コンパクトな日本人形だったのだ。

が、すぐに笑顔もその思いも撃沈した。
日本人形をいくつか買うには
予算的に無理だと気付いたから。

そのときふと脳裏をかすめたのが、
昔、母が作っていた手まりだった。
洋裁を生業としていた母は
手芸の流行りごとにすぐハマる。
だから実家のサイドボードには
たくさん手まりが飾られていた。

スーツケースに忍ばせて海を渡った手まりは、
イタリア人たちには物珍しいらしく、手に取り
矯めつ眇めつ眺め、これはどうやって作るのか?
誰が作ったのか?と質問の嵐だった。

作戦成功!
テーブルに置かれた
松本の伝統工芸「松本手まり」と日本酒、
そしてアブルッツォ産リキュール、馴染むなぁ!

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

春の嵐といえば

桜


前日の夜は雨が降っていた。
朝起きてウッドデッキに出ると、
いちめんの銀世界に目を疑った。
なにがどうなってこれほどの雪が?と、
思いを巡らす間も与えられず、
さらに上空から鳴り響く雷鳴。
冬と春のせめぎ合いの勝敗が気になるところだ。

天気予報では
全国的に春の嵐が吹き荒れた現象だとか。

続けてお天気お兄さんが繰り出した
春にまつわる興味深い話は……
春の光を感じて咲くのはタンポポ。
温度を感じて咲くのはサクラ。

そして光で春を感じるのは若者。
気温で春を感じるのはご年配だとか。

あなたはどちらですか?

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

ひな祭りとイタリアン

ひな祭り


明日は3月3日、ひな祭り。
もともと3月最初の巳の日を指し、
上巳(じょうし・じょうみ)の節句と
呼ばれていたとのこと。
その後、ひな祭りは3日に定まったらしい。

桃の節句と呼ばれるようになったのは、
旧暦の3月3日ごろ桃の花が咲くことや、
桃には魔除けの力があるからとか。

女の子の健やかな成長を願い、
雛人形を飾る華やかな行事。

お祝いのお料理に使う食材は
美徳と貞操を意味するはまぐり。
見通しのいい人生を意味する蓮根。
生命を表す赤が鮮やかな海老。
マメに働くことを意味する豆。

それらを使って、
例年とは違うレシピを考えてみたが、
思いついたのはパスタだった。

う〜、まだイタリア気分が抜けないみたい……

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Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。