11月の投稿書籍

どうぶつの国1花と木の名前事典パンプキン・シザーズ1 図書室のキリギリス
全裸男と柴犬男1
世にも奇妙な 
マラソン大会
サイコメトラーEIJIvol1  少年探偵
怪人二十面相
バーナード嬢曰く
ガセネッタ&
シモネッタ
娼年1毎日食べたい笠原
レシピの決定版
 
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毎日食べたい笠原レシピの決定版!250品 僕が本当に好きな和食 笠原将弘

毎日食べたい笠原レシピの決定版

季節感があり繊細で美しく、
ユネスコ無形文化遺産にも登録された和食。
世界でも注目される存在になったにもかかわらず、
日本では和食離れが進んでいるという。

そんな状況を嘆いた『賛否両論』のオーナーである著者が贈る、
普段着の和食レシピと
簡単に美味しく作るコツが盛り込まれた秀逸な和食レシピ本。

笠原流!和食の極意
1.本に書かれている調味料の分量にこだわらず、
 素材の持ち味を生かして仕上げる。
2.濃い味とは違う、白いご飯に合うメリハリのある味つけ。
3.めんどうだと思われがちなダシは多めに作って保存。
4.臭みを取るなどの下ごしらえは手抜きせず、
 逆に省略できるものもあるので手間のかけどころを習得。
5.冷めても美味しいもの、アツアツが美味しいもの、
 調味料の準備など段取り良く。

さらに、かつおとこぶの簡単ダシに一番ダシ、
野菜ダシ、鶏ダシ、魚介ダシの取り方も伝授。

1.僕の好きな和そうざい20
2.毎日食べたい和のおかず(肉、魚介、卵、とうふ、野菜)
3.僕のとっておき!ごはんとめん
4.和定食と和べんとう
5.作りおきおかずと漬け物
6.和のごちそう(なべ、行楽べんとう、おせち)

頻繁に海外を訪ねている友人が言っていた。
五つ星のフレンチレストランとよく言われるが、
本場のフランスでも舌を唸らせるお店は少なく、
世界的に見ても日本は類をみないほど
美味しいお料理屋さんが多いとか。

日本に生まれ育って幸せ!
さぁ、今日は笠原流極意本を片手になにを作ろうか ⁉︎

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

娼年1  石田衣良・原作 幸田育子

娼年1


女も大学も友人も家族もすべてがつまらない。
苦しくてうつろな20歳のリョウ(森中領)は、
大学には通わず、バーテンダーのバイトをしている。

そのバーにホストで友人のシンヤが連れてきた
御堂静香は、リョウが10歳のときに見た、
逃れられない悲しみを残したあの人を思い起こさせた。
細やかな皺と白く細い手……あの人……それは母だ。

1週間後、静香がひとりでバーにやってきて
リョウに提言する。
「あなたのセックスの値段をつけてあげる」と。

中年女が若い男と遊ぶための
言い訳だと思っていたリョウは、
その相手が静香ではなく、
自分より年下かもしれない咲良(さくら)で、
しかもその一部始終を観察されながら
採点されることにひどく興奮していた。

静香の判定は不合格だったが、
咲良が気に入ったためにギリギリ合格となったリョウは、
静香の経営するクラブ・パッションで娼年になる。

退屈を持てあますリョウの前に、
情熱で商売する静香が現れた。
リョウにとって静香の存在とは……
なにもかも空虚に感じるリョウは
情熱を見いだすことができるのだろうか……

何年も前に夢中になって読みふけった小説、
石田衣良著『娼年』が、
艶やかな絵とともにコミックになってよみがえる。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

ガセネッタ&シモネッタ 米原万里

ガセネッタシモネッタ

字幕翻訳で苦労するのがユーモアの訳。
ロシア語同時通訳を生業とする著者も、
国際会議で「失楽園」に泣かされたという。

シツラクエンとトシマ(年増)エンをかけて
笑いを取るスピーチ。
時間との勝負である同時通訳で、
そのニュアンスをくどくど説明しながら
「失楽園」と「豊島園」を訳している時間はない。

笑いほど他言語に転換しにくいものはなく、
なかでも言葉遊びに掛詞(かけことば)や
駄洒落(だじゃれ)はその最たるものだという。

名通訳者には駄洒落の達人が多い。
狭く排他的で言語の壁を越え難い駄洒落なのに、
通訳者が一様に駄洒落好きなのは、
意味のみ訳すことに縛られる彼らが、
その意味から解き放たれる快感を
駄洒落に感じているからだろうか。

駄洒落は真実を誇張したり歪めたりするから
ガセネッタ・ダジャーレ。
失敗がつきものの同時通訳で
下ネタに開眼した著者に命名されたシモネッタ・ドッジ。

将来のための通訳者たち共同の
老人ホーム名がアルツハイム。
サンドイッチを韓国語でハムハサムニダなど、
思わず唸ってしまう駄洒落が満載。

通訳者はみなガセネッタ・ダジャーレであり、
シモネッタ・ドッジかもしれないと語る著者が
ロシアの小咄や業界笑い話など
さまざまなできごとをフルコースで綴るエッセイ集。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

バーナード嬢曰く。 施川ユウキ

バーナード嬢曰く

読書家キャラを装いたい町田さわ子、あだ名はバーナード嬢。
劇作家のバーナード・ショーに影響されたらしい。
愛読書は『使ってみたい世界の名言集』

昼休みの図書館には
必ず彼女が背すじを伸ばして本を開いているが、
すぐにダレて「字ばっかの本つまんねー」とひとりごちる。
そして遠藤に朗読してと頼むのだ。

タイトルだけ眺めて「かっこよくてうっとりする」と言うが、
1冊も読んだことがない。
読まない方が想像力が豊かになるし、
読む前のワクワク感を持ち続けられると豪語する。

読書家をアピールしたくて、ニーチェにダメ出ししたり、
井伏鱒二やショウベンハウエルに刺激されて
執筆を試みたり、はちゃめちゃな発言に
数々の名言を引用して諭したり。

登場する作家は寺山修司、太宰治、シドニー・シェルダン、
ボードレール、グレッグ・イーガン、フランツ・カフカ、
ジョージ・オーウェルなど多数。

遠藤を秘かに慕う図書委員の長谷川スミカ、
『恋空』を読んでボロボロと号泣する遠藤、
読まずして読んだことにしてしまう町田さわ子たち、
本好きの仲間がSF小説の楽しみ方、出版社による製本の違い、
未知の本、懐かしい本、装丁の優劣、映画化された本、
あるいはノベライズ本など、本にまつわるあれこれを語る。

読書が好きだけどヘタと語る著者が綴る
「本」という多くの主人公が紹介される読書漫画。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

少年探偵 怪人二十面相 江戸川乱歩

少年探偵 怪人二十面相
 

そのころ、東京では怪人二十面相の噂で持ちきりだった。
その賊は二十の顔を持ち、宝石や美術品など
美しく高価な品物を盗むが、殺傷は行わず、
日時などを予告してから実行するという妙な癖があった。

そこは麻布。
高いコンクリート塀に囲まれ、
公園のような庭のなかにたたずむ
広い日本家屋とりっぱな洋館。
実業界の重鎮、羽柴壮太郎氏の邸宅である。

そのとき羽柴家には朗報と凶報が同居していた。
10年前に家出した長男の壮一が
ボルネオ島から戻ってくるという。
中学卒業後、学友と南洋に渡り、
大きなゴム植林経営に成功した壮一が帰国することに、
両親も妹の早苗や弟の壮二も大喜びのなか、
二十面相からロマノフ王家の大金剛石を
譲り受けるという予告状が届いたのである。

凛々しい青年となって帰宅した壮一を囲み、
夕餉を楽しんでいる最中、またも二十面相から、
今夜0時に約束のものを取りに行くという電報が届いた。

屋敷は厳戒態勢、金庫のある部屋は
壮太郎と壮一が見張っていたにもかかわらず、
大金剛石は盗まれ壮二は誘拐されてしまう。
それからしばらくして、賊から壮二と引き換えに
観世音像を要求された壮太郎は、
民間探偵の第一人者明智小五郎に事件解決のため
捜査を依頼する。
そして怪人二十面相と明智小五郎の
知恵と知恵との一騎打ち、初対決が幕を開ける。

大胆不敵で傍若無人の怪盗と、
日本一の名探偵明智小五郎、
助手で可愛らしく聡明な少年小探偵小林芳雄とが
せめぎ合う大闘争物語。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

サイコメトラーEIJI(エイジ)vol.1 原作/安童夕馬 漫画/朝基まさし

サイコメトラーEIJIvol1

セーラー服を後ろ前反対に着せられた無惨な遺体。
静かな街で多発する連続殺人の現場には、
必ず帯状の紙をねじって作られる
メビウスの輪が残されていた。

遺体を発見した、海林寺高校2年の
エイジ(明日真映児)の妹・恵美と、
彼女の同級生・酒井静子が事情聴取され、
警察署へ恵美を迎えに行ったエイジが
担当刑事の志摩亮子とぶつかった。
その瞬間、エイジは亮子が考えていることを
口走ってしまい、エイジのサイコメトリーの力を
亮子に知られることになる。

警察はその猟奇殺人鬼をメビウスと名づけ
捜査を続けるが、いっこうに犯人像がつかめないでいた。
そのため亮子はエイジの力を借りようと企む。

サイコメトラーだということを周囲に知られたくないエイジは
その依頼に乗り気ではなかったが、恵美の同級生・
静子が殺されたことを知らされ、怒りに震える。
そして叫ぶ
「ぜってー捕まえてやる。
メビウスとかいう変態野郎をよ!」と。

しかし魔の手が次に狙ったのは……

異色のコンビ、美人刑事の志摩亮子がプロファイリングを
駆使し、高校生のエイジがサイコメトリー能力を発揮して
難事件に挑む人気コミック第1巻。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

輝くパステルグリーン と ワインレッド

シャインマスカット


米どころ、蕎麦どころ、わさびどころ、
果物どころのわが故郷。
実りの秋の今、新米に新蕎麦、
採れたての新鮮な果物も豊富。
う〜ん、1年のなかでいちばん幸せな時期かもしれない。

そんな心はずむ晩秋のある日、
仕事関係の方からシャインマスカットをいただいた。

名前のごとく、黄緑色輝くその葡萄は、安芸津21号と
白南をかけ合わせた品種で、葡萄大国山梨県を抜き、
信州が全国一の栽培面積を持つ。

果皮が薄いので丸ごと食べられ、
口に含めばジューシーで上品な甘味。
きっと葡萄が原材料のワインとなら相性は抜群だろうと、
高級なシャインマスカットに合わせ、
いつも飲んでいる紙パックのワインではなく、
いただきもののワインをあける。

そういえば……と、思考が時空を浮遊し、
中学時代に迷い込んだ。
あのころ、わたしも含め、クラスの女子は好きな男子に
隠語を使って、秘かにフルーツの名前で呼んでいた。
初恋の彼、わたしが付けたあだ名はマスカット。
ひとつ先輩でサッカー部キャプテンの彼には、
爽やかなマスカットがぴったりだと思ったのだ。

シャインマスカットの高貴な香り、ワインと初恋の憶い。
秋の夜 葡萄に郷愁 酔い心地

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

世にも奇妙なマラソン大会 高野秀行

世にも奇妙なマラソン大会

『世にも奇妙なマラソン大会』
ろくでもないことに燃える危険な時間……深夜。
焼酎が効いてほろ酔い気分でネット検索して見つけた、
難民キャンプ&ゲリラの拠点で開催される
サハラまんじゅうマラソン。
「おもしろすぎる!」と、
高野秀行は 参加申し込みのメールを送った。

翌朝、目が覚めて後悔した。
締め切りが過ぎていることを期待していたが、
ディエゴなる人物から届いたメールは、
フレンドリーな口調で参加許可の通知。

でも実は高野はフルマラソンはおろか、
ハーフの距離すら走ったことがなかったのだ。
それがいきなりサハラ砂漠でマラソン ⁉︎
当然のことながら、それは世界的にも非常識で、
にもかかわらずその非常識に高揚してしまうのが
高野秀行だった。

それがまずい状況だと思いいたった高野は、
自分以外の超初心者を募ることにした。
早大探検部時代の先輩・竹村拡(たけむらひろむ)と、
同じく後輩・宮澤信也(みやざわしんや)である。

出発まで2週間を切り、箱根の山を登ったり、
雪降るなかを走ったりの鍛錬は
どうにもうまくいかないまま、日本を発った。

停戦中の西サハラ問題を伏線に、竹村と宮澤が映像を撮り、
高野がエンターテイメントとして文章を仕上げるための
奇妙なツアーが始まる。

イスラム圏では考えられない女性中心の世界。
マラソンと民族運動の合間を漂い
「サハラ、サハラ」と聞こえてくる喘ぎ声。
カナリア諸島の学級委員、ザ・おばさん、
特攻隊員のドイツ人 などと、 謎の走りをしているランナーたち。

なぜか間違ってしまう。
大失敗だと気づいても引き返すどころか、
さらに勢いづいて突き進むと語る著者の純粋なノンフィクション。
ほかに『ブルガリアの岩と薔薇』『名前変更物語』
『謎のペルシア商人ーアジア・アフリカ奇譚集』収録。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

全裸男と柴犬男1 原作 香月日輪 漫画 わたなべ あじあ

全裸男と柴犬男1

「おまえ、誰?」
新宿署生活安全課防犯係の石田智宏が帰宅して
居間のドアを開けると、全裸の男がつぶやいた。

「おまえが誰だ!」
当然、智宏はそう絶叫するが、
その全裸男は突如姿を消した。

生死にかかわる現場では不思議なできごとが多く、
いろいろな噂が囁かれていた。
だから警視庁には、非公式でそれ専門の
遊撃捜査班という部署がある。

翌々日、新宿署で刀を盗んだ犯人が、
その刀で自分の首を斬り落として自殺し、
鑑識係の山下が押収した刀を振りまわして暴れていた。
全裸男に遭遇してからか、
突然特殊な力を持つようになった智宏が、
真剣白刃取りで山下が振り降ろす刀を抑えたが、
眼に見えないエネルギーが充満して、
誰もそこに近づくことはできない。

それは中国で連続殺人鬼が使っていた刀で、
首をはねられた被害者たちの怨念が取り憑き、
20年前に起きた事件と同じことを繰り返しているという。

そこに特別捜査官の神瀬京介(かんぜきょうすけ)と
神瀬清明(かんぜきよあき)が現れ、
刀から怨念を取り祓って事件は一件落着。
と、安堵していたが……
遊撃捜査班の神瀬京介はあの全裸男なのか ⁈

鋼鉄の無神経で現実主義、色気も水気もなく、
可愛い顔してキツいから柴犬と呼ばれている智宏。
ラガーマンなのに怖がり、肉眼では見えないモノが
見えてしまう先輩刑事の犬塚。
ズズ〜と音を立ててお茶をすすり、
仕草が女性っぽい向田課長。
兄を「おまえ」呼ばわり、喧嘩が絶えないけれど、
最強の除霊コンビの神瀬兄弟。

個性あふれる仲間とともに怪事件に挑む
警察ホラーコミック。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

図書室のキリギリス 竹内 真

図書室のキリギリス

夫が失踪してから3年経ち、鈴木から高良(たから)に戻った詩織は、
学生時代の友人で高校音楽の教師をしている井本つぐみの紹介で、
県立直原高校の学校司書になった。

教育学部を卒業した詩織は出版社に就職したが、
あまりに多忙で体調を崩し、そのことがきっかけとなって
詩織が分譲マンションの頭金を出し、夫がローンを払うという契約で
結婚生活が始まったが、彼が姿を消したために、
三十路を過ぎて専業主婦ではいられなくなったのである。

詩織には物に刻まれた思いを感じるという不思議な力があった。
強い思いを抱いて物に触れると、残留思念が刻まれるらしく、
特に本には人の思いが染み込みやすいという。
前任者が残した引き継ぎ冊子からもそれが伝わり、
詩織は図書館を託されたと感じつつ、この仕事が
心底好きだったのだろう彼女の思いの詰まった冊子に触れ、
司書の仕事に意欲が湧く。

そこに甘木校長が単行本『モーフィー時計の午前零時』を
持って現れ、円花蜂(まるはなばち)というペンネームを
寄贈者にして、囲碁将棋部の生徒にすすめて欲しいと言う。

学校司書としての初日がはじまった詩織に持ち込まれた謎。
甘木校長が囲碁将棋部にこだわるのは……
円花鉢とは……
本の妖精みたいだったという前任者の
永田さんが突然辞めたのは……
なぜ蔵書に2つの校名が記されていたのか……

学校司書だからこそ、生徒と教師をつなぐことができることに、
多岐に渡る図書館の存在意義に、 生徒や教師と関わる楽しさに、
司書の細かい事務仕事をこなしつつ、やりがいを認識していく。

本を通して人と接し本のことを伝えていく、本から伝わる思いに
司書の悦びを感じながら謎を解いていく
新米司書詩織の図書館ミステリー。

図書室というシチュエーションも、本に関する話も、
本好きの人には興味深い1書。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

パンプキン・シザーズ1 岩永 亮太郎

パンプキン・シザーズ1

戦時と平時、その狭間の時代 。
帝都中央第一士官学校 第六十二回卒業式。
ちょうどそのとき停戦条約が結ばれていた。

それから3年、飢餓、疫病、兵隊の野盗化と、
帝国は荒れ、灰色の狼(グラオ・ヴォルフ)という
戦車部隊が流れ着いて、
揮発性戦術毒キルヒ3号を放って村を襲った。

それは国際条約違反兵器、帝国の犯した禁じ手だ。
そのことを知られるわけにはいかないと、
陸軍情報部 中央管理局は村を見捨てる判断をくだす。

帝都に設立された戦災復興の部隊・陸軍情報部
第三課パンプキン・シザーズ小隊はグラオ・ヴォルフに
立ち向かい、村人たちを救おうとするが、
戦車が相手では歯が立たない。

そこに現れたのは、901ATT(対戦車猟兵部隊)に
所属していた復員兵のランデル・オーランド。
命を無視された兵隊だ。
ランデルが生身の身体で鋼鉄の戦車に体当たりし……

軍人の匂いを感じさせない優しくて穏やかな風貌なのに、
異常な戦闘能力を発揮するランデル。
熱血路線まっしぐら、貴族出身で正義感が強く
無鉄砲な陸情三課実動隊 隊長アリス・L・マルヴィン少尉。

巨漢のランデルとパンプキン・シザーズが
社会の欺瞞と腐敗に挑み、戦災復興を目指して活躍する
壮大なパラレルワールドものがたり。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

花と木の名前事典 文/金田初代 写真/金田 洋一郎

花と木の名前事典

安曇野に大好きなカフェがある。
自然の樹々に囲まれ、
慎ましく咲く山野草が散らばる庭に面したテラス。
背の高い木製の椅子に深く腰掛けて、
コーヒーの香りと高原の空気に包まれる。

信州の深い雪が溶けたころ、
その庭に黄色をまとった可憐な花を咲かせている木を発見。
街なかでもときどき見かける木だ。
マフィンサンドを運んでくれたお店のオーナーに、
その木の名前を訊いてみた。

「サンシュユといい、春いちばん早く咲くんですよ」
と、丁寧に説明していただいた。

当然、本書にも載っていた。
そう、よく見かけるのに、
名前を知らない花や木は数知れない。
思わず
♪ この〜木、なんの木、気になる木〜
と口ずさんでしまう人には最適な植物の名前図鑑。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

どうぶつの国1 雷句 誠

どうぶつの国1

ドロロロ〜ン、ドロロロ〜ン!
空腹のためお腹を鳴らすモノコは、
デンゴとともに村の食糧にする魚を網で捕獲していた。
漁は大漁だったのに、それらは村の分だからと
分けてもらえず、冷たい川のなかに入って
手づかみで魚を獲らなければならない。

3か月前に両親が山猫に食べられて、
1匹ぽっちになってしまったモノコがシクシク泣いていると、
小舟のようなものが流れてきたのである。
モノコは食べ物だと思い、決死の覚悟で冷たい冬の川に
飛び込むが、そこに浮かんでいたのは
ツルツルした愛らしい赤ちゃんだった。

「かわゆい」「かわゆい」を連呼し、家族ができたと喜んで
赤ちゃんを連れ帰ったモノコだったが、
村には自分たちタヌキ以外に与える食糧はないと言われ、
ひとり夜中に縄張りを離れて牛にお乳をもらいにいく。

その帰り道、山猫に襲われても
牛からもらったお乳を守って村に戻り、
赤ちゃんに飲ませようとするが、
赤ちゃんはお乳を飲まない。
母に捨てられ、川に流されたその子は
生きることを拒否したのだ。

モノコが抱くと笑うのに、お乳を飲まず
泣くことさえしない赤ちゃんにモノコは怒り、
仲間のタヌキたちは熱を送ってみんなで
赤ちゃんを救うために必死になる。
そしてモノコは赤ちゃんの母になると誓う。
すると赤ちゃんはお乳を飲み、
大きな声で「オギャー!」と泣いた。

強いものが弱いものを喰って生きていくどうぶつの国に、
たったひとり紛れ込んできた「人」の赤ちゃん。
怖ろしい山猫から密かにタヌキたちを守ってくれる
強くて優しい黒山猫のクロカギ。

鳴き声の違うどんな種族とも会話ができる赤ちゃんが、
少しずつ奇跡を起こしていくアニマルファンタジー。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

心に栄養、象山露天風呂

象山露天風呂


ここは信州が誇る観光ブランドのひとつ渋温泉。
幕末の志士に大きな影響を与えた天才学者、
佐久間象山が庭の池に温泉を入れて入浴したのが、
この露天風呂のはじまりと言われる象山露天風呂。

朝5時。
我が家と違う雰囲気に落ち着かないのか、
ルル(パピヨン犬・16歳)は、布団の脇を行ったり来たり。
暗闇にその気配を感じ、わたしも浅い眠りを行ったり来たり。

いっそ起きて朝風呂をと、部屋を出る。
お風呂は男女別の内湯に、貸切可能な露天風呂。
早朝だからか、幸い露天風呂は空いていた。

「貸切」の札をかけ、ひとり贅沢な朝湯浴み。
そぼ降る雨も水面に跳ねて風流を増幅させてくれる。
竹をつたい流れる源泉が心に沁みる音を奏でる。

緩やかな湯波に身を沈め、
象山先生はどんな思いでこの露天風呂に
浸かっていたのだろう……しばし江戸末期に思いを馳せる。
そして願う、
どうか来年もささやかな温泉旅行が実現できますよう!

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

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Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。