7月の投稿書籍

酒場歳時記きりひと賛歌① 3日3分モテ脚臏(ビン) 壱 リスを実装する 青 い 花
百 日 紅日本発狂もぎりよ今夜も中華一番! 1夏子の酒

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夏子の酒 尾瀬あきら

夏子の酒

なにもない田舎にうんざりし、憧れの東京で
広告代理店・スタジオA&Mに就職した夏子が
新潟に帰郷したのは、兄の康男が癌におかされて
倒れたと連絡があったからだった。

帰ってみると康男は意外に元気で、
息子のタッくんを肩車しながら散歩していた。
兄妹は土手に腰掛け、2年ぶりに話をする。

有機栽培で大事に育てないと死んでしまう幻の米・
龍錦をつかって、ちっぽけな佐伯酒造が日本一の
酒を造るのだと、康男は夏子に語る。

そして夏子が東京に戻る際、駅で叫んだ
「龍錦が実る秋に帰ってこい」という台詞が
康男の最期の言葉となった。

帰京した夏子は、灘で十指に入る大手酒造メーカー・
長谷酒造のコピーを任され、上司の原田とともに
兵庫県を訪れる。
そして長谷酒造の機械化された酒造りと、
人が育てる生家の佐伯酒造での酒造りとを比較し、
その違いに戸惑いながらもコピー制作に没頭する。

やがて夏子の広告が全国紙に載ることが決まった日、
康男が息をひきとった。

150年の歴史を持つ佐伯酒造の跡取りで、
「日本酒はおひさまの光だ」と言っていた康男。
いちど飲んだお酒の味は忘れない、
利き酒として天与の才を持つ夏子。

陽光が屈曲すると七色の光を放つ、
透明な液体に潜む煌めくような味、
佐伯酒造の銘酒 “月の露”。

もろみの匂いが好きで、小さいころ蔵に入って
遊んだことを思い出した夏子は、
コピーライターの仕事を辞め、故郷に帰って、
幻のお米・龍錦で吟醸酒を造ることを決意する。
「三流の特級より、一流の二級を造る」
と言っていた兄の意志をついで。

もうずっとずっと昔……
レギュラー番組だったドラマ『夏子の酒』を毎週待ちわびていた。

お酒は大好きなのに、田園風景が広がる信州で生まれ育ったのに、
その原材料であるお米の栽培方法も、
日本酒の製造工程もなにも知らなかった。
そんなとき放映された『夏子の酒』は、物語としても、
故郷を知るうえでも、好きなもののルーツをたどる楽しさと
その大切さを教えてくれた想い出深いドラマだった。

その懐かしい物語がコミックとなってよみがえる。
無農薬農法の難しさ、周りの農家への影響など、
厳しい状況に立ち向かいながらも、
夏子の日本酒への情熱が幻のお米を育て、
日本一の酒を、夢を追い続ける物語。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

マッサ ポルトガルの万能調味料

マッサのコピー
 
作り方は画像をクリックしYouTubeにて

中華一番!(1)  小川悦司

中華一番!1

『第1話 菊下楼を救え‼︎ 』
世界中で愛され、普及していった中華料理。
ときは、超人的な料理人たちが腕を競った時代、
清朝末期の19世紀。
舞台は、帝都北京から2000km離れた
長江の源流「天府の地」。

四川省随一の菜館・国営菊下楼では、
最高の料理人が料理長に任命される。
そして料理長入れ替え時には、
新旧料理長の料理対決が行われるのである。

20年前、料理長に任命されたマオの父は、
先代との勝負に勝ってその座を得、11年前に
彼が他界して、派遣されてきた新料理長を
マオの母が倒して座についた。
四川料理の仙女と謳われた母は1か月前に亡くなり、
今日、新しい料理長候補とマオが対決するのである。

その相手はショウアンという、
料理長だった母に弟子入りした男だった。
母は心血を注いで全てを伝え、ショウアンは
特級厨師の称号さえ与えられたにもかかわらず、
免許皆伝をもらうと、腕利きの料理人3人を連れ、
国からの支給金を丸ごと持ち逃げして出ていってしまった。

借金返済と激務で、失意のうちに
息をひきとった母の仇であるショウアンに
負けるわけにはいかない。
料理勝負の課題は「幻の麻婆豆腐」
四川の麻婆豆腐は五味一体が極意といわれるが、
それを更に超えた六味一体の麻婆豆腐に、
13歳の少年劉昴星(りゅうまおしん)
通称・マオは応えることが、仇であるショウアンに
勝つことができるだろうか……

『第2話 “食の都” へ‼︎』
『第3話 知者は水を楽しむ』
『第4話 料理への情熱』
『第5話 サンチェさんの秘密』

中華の極意、料理の真髄に触れることができる、
天才グルメ少年の中華料理冒険コミック第1巻

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

もぎりよ今夜も有難う  片桐はいり

もぎりよ今夜も有難う

18歳のころから銀座の映画館で、
7年間ほどもぎり嬢のアルバイトをしていた。
だから出自を訊かれたら、映画館と答えたい。

幼いころから、どんな映画にも言葉にならないほどの
感動を覚え、中学生になると少ないお小遣いを
やりくりして、足繁く映画館に通った。

ただスクリーンのそばにいたいから、大学に入ったら
映画館でアルバイトしようと決めていたのである。
そして銀座文化で働き、好きな映画を何度も観て、
いっしょに働く仲間と語りあった。

それから25年の歳月が経ち、『キネマ旬報』から
執筆依頼がきて、21世紀の映画館をめぐる旅に
出ることになったと語る著者が、チケットのもぎり方や
アルバイトの様子など、映画のタイトルをもじった
章タイトルのなかで、いくつかの映画とともに
“もぎりの半生” が綴られる。
それは、映画が映画を呼び、
映画がとどまることなく繋がっていく。

目次
「渡り鳥映画館へ帰る」……『渡り鳥故郷へ帰る』
「転向生」……『転校生』
「Wの喜劇」……『Wの悲劇』
「女王の男」……『王の男』
「巴里の空の下ケムリは流れる」
……『巴里の空の下セーヌは流れる』
「パルプ・コレクション」……『パルプ・フィクション』
「仁義の高場」……『仁義の墓場』
「時給交響曲」……『地球交響曲』
「私の頭の中のそろばん」……『私の頭の中の消しゴム』
「愛と劇場の日々」……『愛と激情の日々』
「五年目の上着」……『七年目の浮気』
「モ・バター・ブルース」……『モ・ベター・ブルース』
「遥かなる時の呼び声」……『遥かなる山の呼び声』
「ドリームレディース」……『ドリームガールズ』
「ゆらゆら下北沢」……『ざわざわ下北沢』
「眠れる」……『流れる』
「ハウスダスト・メモリー」……『スターダスト・メモリー』
「ディープ・ブーム・ナイト」……『ディープ・ブルー・ナイト』
「銀座ブンブン娘」……『銀座カンカン娘』
「天国の口、緑の楽園。」……『天国の口、終わりの楽園。』
「失われた聖日」……『失われた聖櫃(アーク)』
「ラスト ミイハア」……『ラスト サムライ』
「神様にいちばん近い島」……『天国にいちばん近い島』
「裏窓の散歩者」……『裏窓』
「いのちの味わいかた」……『いのちの食べかた』
「ヴィデオシンドローム」……『ヴィデオドローム』
「偶然の旅行記」……『偶然の旅行者』
「そして船は往く」……『そして船は行く』
「陽のあたる花道」……『陽のあたる坂道』
「君が名は」……『君の名は』
「浪花の夜の物語」……『浪花の恋の物語』
「やわらかな生活」……『やわらかい生活』
「フカヤ・シネマ・ソシアル・クラブ」
……『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
「とんとんの夏休み」……『冬冬(とんとん)の夏休み』
「おくりもの」……『おくりびと』
「贅沢な闇」……『贅沢な骨』
「まさかのハコ船」……『ばかのハコ船』
「百年賛歌」……『百年恋歌』
「人生は長く静かな岡」……『人生は長く静かな河』
「アカルイキンミライ」……『アカルイミライ』

映画、それは限りない可能性を秘めた夢であり、
映画館、そこは聖地でその街の歴史そのものであると
ともに、自分の居場所でもある。
心から映画が好きで、俳優でありながら、
もぎりの仕事に愛情と愛着と情熱が詰め込まれた1書。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

日本発狂 手塚治虫

 
日本発狂

ベーカリーで働きながら定時制高校に通っている
北村市郎・通称イッチは学校帰りに、
列をなして近づいてくる大勢の人形に遭遇した。
しかしそれらはまるで幽霊のように
半透明になって消えてしまったのである。

驚愕しているところに、週刊珍重の記者・本田と名乗る男に
声をかけられ、ふたりは喫茶店に入った。
話を聞くと、彼も2年前、幽霊屋敷のルポをしたときに、
誰もいない部屋で障子にお茶がかけられたり、
その家の軒先に火を点けたまま捨てた吸殻が、
夜、宿泊先の畳に落ちていたりと不思議な体験をしたという。

イッチが下宿に帰ると、部屋には駅で見かけた美少女が
勝手にあがり込んでいた。
彼女はお茶を淹れてくれたあと、そのまま消えてしまう。
ドアを確認するが、鍵はかかっている。

翌日、ベーカリーでこぼしたパンのタネが、
昨夜見た幽霊の形そっくりに流れた。
消えた美少女のこともあり、
怖くなったイッチが本田に連絡する。
しかし彼はベーカリーに向かう途中で
交通事故死してしまったのである。

その知らせを受け、イッチはあわてて警察病院に向かい、
そこであの美少女と再会する。
彼女は10年前に、昨日イッチと出逢った駅で自殺して、
今は幽霊なのだと言うが、そこに黒服の男ふたりが
やってきて、彼女を強引に連れ去ってしまう。

その夜、昨夜と同じ場所で、また幽霊の行列に
遭遇したイッチは、そのなかに本田を見つける。
部屋に戻ってノートを開くと、そこには
本田からのメッセージが書かれていた。

それからイッチの身体に降霊した本田が、
幽界の情報をもたらし、それを頼りにイッチは
あの美少女を助け出しに、死後の世界に挑んでいく。

生と死。
それは肉体があるかないかの違いであり、
死の世界も生の世界も同じく住みにくい。
でも肉体があれば、たとえ苦痛を感じても
力いっぱい何かをすることができるという。

ベートーベンやマリリン・モンロー、国定忠治や太宰治、
赤塚や藤子に石森も登場しつつ、幽界の陰謀、運命、
輪廻転生、ほかの生物を征服して席巻してきた人間の
自然淘汰現象や、生きることと死ぬことの意味が
描かれた怪奇ロマンコミック。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

百日紅 高浜虚子

百日紅

夏から秋にかけて、その名の通り、
長いあいだ紅色の花を咲かせている
百日紅(ひゃくじつこう)。
別名 “さるすべり” ともいい、
木の膚(はだ)は滑らかで、梢に付けた葉の先に
花が鮮やかに彩るのである。
それは俳句を作りはじめたころに、
虚子が初めて見た樹だった。

花は夏より秋に多く咲き、
葉があることも確認したはずなのに、
真夏の炎天下に、真っ赤な花とすべすべの樹皮を持ち、
葉のない印象が強く残っている想像が勝ってしまう。
子規に俳句を見てもらいはじめたころにも、
その印象は拭えなかった。

『定本 高浜虚子全集 第九巻』に所収されたエッセイ。

読み終えて、アクセルを踏み込みながら窓に目を遣れば、
道路沿いにつらなる住宅街の庭に天高く聳える大木。
茂る葉の先には、ところどころ淡いピンクの花を付けていた。
それはまさしく百日紅。
まだ梅雨も明けていないというのに……

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

青い花 志村貴子

青い花

もくじ
♯花物語
♯スタンド・バイ・ミー
♯春の嵐
♯朝めざめては
♯秘密の花園
♯青春は美わし
♯嵐が丘〈1〉
あとがき

鎌倉駅で、お嬢様学校の藤が谷女学院高等部1年の
奥平(おくだいら)あきら……通称・あーちゃんが
落とした定期を拾ってくれたのが、進学校の
松岡女子高等学校1年、
万城目(まんじょうめ)ふみだった。

あーちゃんは今日から高校生活が始まり、
あこがれの電車通学に心ときめかせていたが、
満員電車のなかで痴漢に遭い、あわててその場を
離れてぶつかったのが、定期を拾ってくれた
ふみだったのである。
そしてふみもまた痴漢に遭って、
本で顔を隠しながら大粒の涙を流していた。
あーちゃんは、背の高いふみが泣いているのを見て、
かわいいと思う。

小学生のときにふみが転校し、
それ以来音信不通だったため、電車のなかでは
気がつかなかったが、実はふたりは幼なじみだった。

泣き虫のふみはしっかり者のあーちゃんに
いつも甘えていたことを思い出し、
あーちゃんが初恋の相手だったことに気づく。

そして途中までともにする登下校に、
小学校時代の懐しさがよみがえる。

どこでも常に本を手にしているふみは、
不思議な雰囲気を醸し出してクラスでも
一目置かれていたが、「イヤ」のひと言が言えず、
同級生から誘われると断れずに帰りのお茶などに
付き合ってしまう。

あーちゃんは演劇部に入部し、ふみは文芸部と間違えて
バスケ部に入ってしまうが、3年のバスケ部部長の
杉本恭己(すぎもとやすこ)に告白される。

演劇部の各務先生が好きだった杉本恭己。
杉本恭己にふられ、あーちゃんに想いを寄せる、
同級生の井汲京子(いくみきょうこ)。
大好きな従姉妹の千津ちゃんが結婚することになり
傷心ののち、杉本恭己とのデートに頬を染めるふみ。

鎌倉を舞台にそれぞれの想いが複雑に絡みあう、
女の子同士の恋愛や友情が描かれた青春女子校生物語。


テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

リスを実装する A squirrel,animated. 円城 塔

リスを実装する A squirrel,animated

茶色と白が細かく混じったふさふさの毛に覆われ、
不釣り合いに小さな手を口元に当てて、
なにかを刻むように顎を動かしている。
つぶらな瞳のマークは1日中大木の洞の部屋で過ごすが、
その行動は決まりごととランダムの2種類しかない。

野実実(のみみのる)は液晶ディスプレーに向かい、
マークたちの様子を観察していた。
リスのマークは走り回り、休憩し、
木の実を拾ったり埋めたりしている。

野実は高校時代、床清掃のアルバイトをしていたが、
自走掃除機に仕事を奪われ、高校卒業後、
長距離トラック運転の仕事に就くが、自走トラックに
また仕事を奪われる。

こうして機械との闘争を経て、
13種の仕事を乗り継いでいった。
野実はシステムを設計し、次々と仕事を生み出しては
潰していったのである。
世界は可能な限り、自動化が進んでいった。

人が眠っているときや視界に入らないところでは、
なにが起きているのか分からないのが世のあり方である。
だから野実はマークに睡眠と覚醒、
それに夢の機能も実装する。

野見の家には、かつていた妻と子どもはもういない。
予里(かねさと)という名のその赤ちゃんは、
赤ん坊をインストールしたような子どもだった。
妻や予里との別れは自然現象で、野見が自動化から
逃れ続ける脚力が欠けていたから、
リスは機械のなかの予里かもしれないと、野見は思う。

ディスプレーのなかで、リアルな動きをするリスを創り、
観察し、自分の人生を重ねる。
現実と創造とがリンクし、不思議な世界が広がる。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

臏(ビン)〜孫子異伝〜 壱  星野浩字

臏(ビン)〜孫子異伝〜 壱

第一篇『臏(ビン)』
世界最古で最強の兵法書である『孫子』だが、
実は孫子は2人存在していた。

紀元前360年ごろ、中国戦国時代の斉の首都・
臨淄(りんし)の海辺で、顔に刺青をし、
膝頭の骨が抜かれている青年が漂流し、
倒れていた。
刺青は 黥(げい) 、膝は 臏(びん) という
刑罰である。

この村は8日前に水賊(すいぞく)に襲われ、
大人は皆殺しにされた。
水賊は殺した村人たちの首を並べて描いた
「また来るぞ」という書き置きを残していったのだ。

奴隷制から封建制への過渡期である
中国戦国時代では、奴隷は労働や快楽のための
商品や財貨とされたため、
遺された女こどもを目当てに、
再び水賊がやって来るという。

臏黥刑の重罪人という形(なり)に、村人たちは
その青年を水賊の仲間だと疑うが、
斉国の田忌将軍からいただいた割符を見て、
その疑いは晴れる。

戈船(かせん)14艘、人員500人の水族に対し、
漁船1艘に娘と子ども28人ではムダ死にになるから、
逃げませんか?と提案する臏(びん)に、
目の前で両親を惨殺された子どもたちは、
たとえ殺されても闘って仇を討つという。

彼らの強い意志を確認し、
「僕のことは臏(びん)と呼んでください」と言って
青年は娘や子どもたちと、闘うための武器を
作り始めた。
5日経ち、10日経ち、半月が過ぎ、
子どもたちの顔に笑顔が戻る。

20年ほど前に、同じような光景を見たと、臏は言う。
この村と違っていたのは、生き残っていたのが、
6歳の子ども1人だけだった。

ちょうどそのとき水賊の大群が沖の方から現れた。
風は海風。
急激な潮流・条蛇(チャオシェイ)は出るか……

実は、臏は『孫子』の著者・孫武の子孫で、
田忌将軍が招いた軍師候補の兵法家だった。

第二篇『見田忌(田忌に見ゆ)』
第三篇『老兵不死(老兵は死なず)』
第四篇『不戦以宣戦(不戦を以って宣戦す)』
第五篇『来撐犂孤塗(天の子来たる)』
第六篇『穿過死陣(死陣を穿つ)』

『孫子』の著者孫武と、
孫子兵法を不動のものとした孫臏、
中国の歴史上、孫子は2人存在したという
壮大な物語。
中国戦国時代の斉を舞台に、
異形の英傑・孫臏の活躍が描かれた
歴史コミック第1卷。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

3日3分モテ脚ストレッチ  ランウェイ接骨院 院長 川村芳彦

3日3分モテ脚ストレッチ    

女性にとって、美をアピールできる脚。
だからこそ悩みも多く、理想を追求する女心は
とどまることがないのかもしれない。
本書は接骨院を開業している著者が、
独自のストレッチを用いて「モテ脚」に変身させる
秘訣が解説されている。

〈目次〉
『はじめに』
『モテ脚になりたい!』
・足が太くなる3つの理由
・たった3分でできる「モテ脚ストレッチ」
・いつやるのが効果的か?

『これだけは守ってほしいこと』
・寒い時には体を温めてから
・妊娠中は万全の注意を
・痛みがある時は無理をしない

『プロの整体師が教えるモテ脚の要素』
・本当の素敵な足〜モテ脚とは?
・あなたはソッキン? それともチキン?
・スラリとしなやかな理想的なモテ脚をつくる
・「モテ脚」はキレイなだけじゃない!

『なぜ効果的なのか? プロ整体師が教える理由』
・こんな人にお勧め 人に言えない7つのポイント
・モテ脚と従来の足痩せの違い
〜なぜあなたの足は細くならないのか?

『骨盤とモテ脚の関係』
・あなたの骨盤をチェック
・ゆがみとトラブル

『あなたの足診断』
・ゆがみ度テスト!(O脚、X脚、がにまた)
・足のむくみ度〜15のチェック

『いつもの生活でモテ脚になる3つの意識』
・基本姿勢
・歩き方
・座り方

『モテ脚ストレッチをやってみましょう!』
・モテ脚ストレッチのポイント 7つの準備
・【モテ脚ストレッチ〜1日目】
・【モテ脚ストレッチ〜2日目】
・【モテ脚ストレッチ〜3日目】

〈番外編〉
『さいごに』

人間の身体を知り尽くしている治療家だからこそ分かる、
足が太くなる理由に、「へぇ〜!」と唸ってしまう。
理由が分かっているから、改善方法も熟知している内容に、
いつしか引き込まれていく。

骨盤のゆがみによって起こる症状には看過できずに熟読し、
ふだんの生活でバランスを心がけるポイントのなかに、
髪の分け目まで載せられていることに驚嘆する。

身体に敏感な女性だから、男性とは違う体の構造を理解し、
足だけではなく、骨、筋肉、リンパ、血流、むくみ、
骨格など体全体から原因を排除することが重要である。
外見だけではない、健康的な「モテ脚」、
ストレッチを持続することによって血液の循環のみならず、
骨格・骨盤矯正、自律神経の働きも正常化させる体質改善が、
一生元気に過ごせる体をつくるという。

ランウェイ接骨院の川村院長著
『プロ整体師が教える! 3日3分モテ腹ストレッチ』に続き、
「モテ脚」の作り方が紹介された、いつまでも美しく、
いつまでも健康でという願いが込められた1書。

具体的なストレッチは写真付きなので分かりやすく、
気がつくと説明書きと写真を交互に見ながら、
足を伸ばしたり突き上げたり、ただ夢中になっていた。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

斑尾高原 に ご老体 ⁈

Madarao.jpg

番組が天気予報にかわると、包丁をもったまま
テレビの前に陣取るようになった。
しかしどんなに画面を凝視しても、
週末の天気・雲マークと傘マークが変わることはない。
1週間にらめっこを続けたが、
結局前日に迫った金曜日になっても
曇天予報は変わらず、遠足前の高揚感とは裏腹に、
少し残念な旅行前夜となってしまった。

旅行といっても、片道2時間弱の高原&温泉巡りの
ささやかな旅である。
朝ゆっくり支度して、のんびり高速道路を走る。
ちょうどお昼ぐらいに野尻湖に到着し、ペット同伴OKの
イタリアンカフェ・甲比丹(かぴたん)でランチを摂り、
道の駅で信濃町特産のお土産を買う。

そこからしばらく山道を登っていくと、
頂上らしき平地が広がる。
幸い雨に見舞われることはなかったが、
あたりは一面霧に包まれ、そのなかにうっすら
姿をあらわした、どっしりと佇むホテル。
今日の宿、ホテルタングラム斑尾である。

「ペットと広々40平米」というプラン名通り、
部屋は広くて快適。
そして驚くことに、ペット用のケージやトイレシーツに
お散歩セットまで用意されていた。
それはちゃんとルル(パピヨン犬)を
ひとりの人格(犬格?)として
認めてくれているように感じられ、
その細やかな気遣いに思わず
♪あったかいんだから〜
と、口ずさんでしまった。

さっそく広大な敷地をルルを連れて探検。
建物の裏側にはスキー場があり、
その手前に設えたドッグランで遊ぶ。
やんちゃなルルは、思いっきり走ることができて、
絶対喜んでくれるだろうと思ったのに……
走らない……ただ、よたよた歩くのみなのだ。
これでは、ドッグランではなく、ドッグウォークではないか⁈

でも考えてみれば、ルルももう15歳。
人間の年齢に換算したら、立派なおばあちゃん。
耳も遠くなっているし、
茶色の体毛はところどころ白くなりつつある。

そんなことを思いながら、スキー場の方に目を遣れば、
ボブスレーのレールが長くきらめいていた。
わたしも遊ばなくっちゃ!と、恥じらいは棚上げして、
きっぷを買う。
ワイヤーにひっばられて頂上まで登り、
そこからはレバーをおろして少しずつスピードをつけてくだる。

が、怖い!
少しスピードが出ると、
怖くなって慌ててレバーを引いてしまうのだ。
あ〜、これではルルと同じではないか……
ルルがドッグランを歩く速度と大して違わない。

でも……まっ、いっか!
お年寄りどうし、来年もいっしょに旅行しようね。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

きりひと賛歌①  手塚治虫

 
きりひと賛歌①


M大学医学部付属病院隔離病棟66号室に、
奇病を患った患者が入院していた。
その患者は全身の骨に萎縮がみられ、
近代医療設備とアカデミックな研究で
世界に誇る同病院でも、治療法は
未だ見つかっていないのである。

風土病だと推測されるその奇病の発症の地である
徳島県犬神沢では、223例の死亡記録があるが、
記載されなかったものも含めると、
1,000例は越えるだろうと言われていた。

それはモンモウ病と呼ばれ、
犬神や阿波ダヌキの伝説がもとになっていると
言われる、世界にも珍しい奇病だった。
顔が尖り背骨は曲がって、立って歩けなくなり、
まるで犬かタヌキのような姿になって、
最終的には呼吸麻痺で死んでしまうのである。

退化性内分泌失調と仮説をたてた小山内桐人(きりひと)に、
第一内科医長竜ケ浦博士はウィルス性疾患だと
力説するが、桐人の書いた論文を預かるから
犬神沢に行って、この病気の資料を集めてくるよう勧める。

小学校時代からの友人で同期の占部(うらべ)にも
徳島行きを勧められた桐人は、苦悶と羞恥と憎悪を生む
モンモウ病を調べるため、見目麗しい婚約者のいずみに
1か月で帰るからと誓い旅立った。
しかしそこにはどす黒い陰謀が隠されていたのである。

外見や人種による差別や人間の尊厳、
医学会の権力争いなどが描かれた
重厚な医療コミック第1巻。

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

生活人新書 酒場歳時記  吉田 類

生活人新書 酒場歳時記

人の心を鼓舞し、擦り切れた心を癒してくれる酒。
その舞台であり、春に芽吹く路傍の草のような酒場。

裏事情を抱えながら、酒と肴にこだわりを持つ店主や、
新たに未経験の業界に参入する店主たちの、
多種多様な顔がある酒場の数々。

新スタイルとして立ち飲み屋が人気を博した
1990年代中ごろ、激しい変遷の煽りを受けて
古き良き居酒屋などの経営は逼迫し、
大型チェーン店が台頭しつつも、
昔ながらの大衆酒場が見直されていた。

ほのぼのとした人情の機微、酒場での
人間ドラマを楽しむささやかな酒場巡り。
酒を好み、酒場を楽しむ人に贈りたいという著者が、
人間学スポットでもある東京の酒場を紹介する。

目次
『はじめに』
『プロローグ 酒場の散歩術』
『いざ、酒場へ』
『会話のタブー〜酒場の常識・非常識』
『第一部 ディープな酒場暮らし』
『第二部 名物酒場・吟遊の抄』
『エピローグ 酒場回帰の果報と代価』
『酒場八十八句集』
『あとがきにかえて』

店主と客たちの人間模様が描かれた本書には、
酒とイデオロギーや、下ネタ・自慢話などのタブー発言、
屋号の由来、猫たちが集う居酒屋、ホッピーの作り方、
気風のよい小料理屋の女将、懐かしい昭和酒場、
モツ煮込みとフレンチのコラボや、池波正太郎、
永井荷風など作家が通った店の紹介もあり興味深い。

また、美酒に旨い肴、日本酒やウィスキーなどの起源、
古事記や仏典と酒の関係なども記され、
時代とともに移りゆく酒場の歴史を愉しむことができる。

首都東京、大都会に軒を連ねる立ち飲み屋、
ジャズ酒場、無国籍屋台路地、老舗の料理店、
欧風酒場、大衆割烹から、山歩きの1杯にいたるまで、
吟行のロケーションを酒場に置き、著者が句作した
酒場俳句を披露しながら、
温もりと憩いの場での物語が描かれた酒場ストーリー。

テーマ : 本の虫
ジャンル : 小説・文学

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Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。