イタリア紀行 番外編 2

レストラン


イタリアといってイメージするのは
ピザ、パスタ、ワイン、オリーブ、
それに親切で陽気な人間性だろうか。

その親切なイタリア人気質そのままの
友人のお父さんに最寄りのロゼート駅まで
送ってもらい、わたしたちは電車に乗った。
目指すはアブルッツォに隣接する州にある
アスコリピチェーノ。

広くカラフルな座席に向かい合い、
「異邦人のわたしたちは何人に見えるんだろう?」
などと尽きぬ会話を楽しみながら約1時間を過ごす。

電車を降りると、ここはイタリアなんだから
当たり前なのについつい叫んでしまう
「お〜、イターリア!」

歴史を感じる建築物に感動しつつも、
でも実は本来の目的はアスコラーネだった。
それは種を取り除いたオリーブに
ひき肉などを詰めて揚げた香ばしいフライで、
アスコリピチェーノの郷土食とのこと。

レストランのテラス席で
日本とは異色の景色に包まれ、ワインを傾け
アスコラーネにチンチン(イタリア語で乾杯)!
そしてわたしたちは人差し指を頬に当て声を揃える
「ヴォーノ ‼︎」

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ジャンル : 日記

イタリア紀行 番外編 1

プルコギサムパプ


ローマまでの総フライト時間は約20時間。
インチョン空港(韓国)まで3時間。
この間はあっという間だった。

しかしインチョン空港からローマまでが長い。
貧民なので、
エコノミークラスの選択肢しかないわたしたちは、
目の前に迫る座席と自分の座席との狭い空間で、
小さく身を丸めて時間をやり過ごす。
ときには体育座りしたり、ときには正座したり、
もぞもぞと姿勢を変えつつ……

唯一の楽しみは機内食。
睡眠を重視するため、機内は常に薄暗い。
なかなか眠れないわたしは、
早くCAさんが動き出してくれますよう、
ひたすら祈るばかり。

アシアナ航空は韓国の航空会社なので
韓国料理が多かったが、なかでも目と舌を
楽しませてくれたのはプルコギサムパプ。
サンチュやチコリなどの葉野菜にご飯と
プルコギを乗せ、サムジャンや
コチュジャンをかけて巻いて頬張る。
それに韓国ビールとくれば、胃も心も大悦び。

イタリアに向かいながら、狭い空間に身を寄せ、
声を出さずに叫んでいた。
韓国万歳!

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ジャンル : 日記

イタリア紀行 vol.6

ローマ


生まれてはじめてのイタリア滞在も最終日となった。

朝6時半に友人のお父さんが迎えに来てくれ、
高速道路を150km/hで疾走する。
ローマに到着した日は、速すぎるスピードに
後部座席で目を開けていられないほど驚愕したが、
毎日観光地への送迎をしていただき、
今では「カ・イ・カ・ン!」と思えるほど、
それがクセになってしまった。

アブルッツォからローマまでは、
信州から東京までと同じくらいの距離なのに、
あっという間に憧れのローマに着いたわたしたちは、
コロッセオ、トレビの泉、バチカン市国、
ピザやパスタにジェラートでイタリアを満喫し、
夕方ローマ空港で彼らに別れを告げた。

6日間のイタリア旅行は、機内での移動時間を除けば、
丸4日と短い期間ではあったものの、
友人が綿密にスケジュールを立ててくれたおかげで、
かなり欲張りで充実した観光だった。

だからだろう、一抹の淋しさはあるものの、
それ以上に感動や感激の思いで日本へ向かった。

イタリア、ありがとう、また必ず!

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ジャンル : 日記

イタリア紀行 vol.5

古城


駐車場に着き、車から降りると、
うっすら積もった雪に冷やされた風が頬を突き刺す。

斜面に続く細い道をのぼり、残存した壁に触れ、
その窓から広がる壮大な光景に息を飲む。
ここは多々の映画の舞台にもなったという
ロッカ カラマッショ。

アブルッツォの冬は曇天が多いらしく、
その日も上空には霧が立ち込めていたが、
ところどころ残っている力強い石壁からは、
当時の完成された古城が想像できる。
まるで何百年も昔をさまよっているようだった。

明日はさらに歴史を遡り、古代ローマへ 〈続く〉

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ジャンル : 日記

イタリア紀行 vol.4

ルフィ


「羊肉は食べられる?」
「う〜ん、ちょっと苦手かも」
「それがね、羊が嫌いな人でも唸るほど美味しい
羊料理のお店があるんだけど、行ってみない?」

そこまで言われたら、チャレンジしなければ
ジャポネーゼがすたる、と、
その夜美味しい羊料理を出してくれるという
本場イタリアンレストランに連れていってもらった。

イタリアの夕飯は遅い。
予約時間は8時半。
お店に到着したときには、まばらだった席は、
お料理が運ばれてくるころには、ほぼ満席。
さすが美味しいと評判の人気店。

そして目的の羊肉は……
それはまるで日本の焼き鳥だった。
一口大にカットされたお肉が竹串に刺されているのだ。

さっそく1本を手に取り、かじりつく。
お〜!ほんと、独特の臭みはなく、柔らかくて美味 ‼︎

「味付けは塩のみ。それでこの味を出せるのは、
お肉自体がとても上質だからだよ」と、
イタリア語と英語とボディランゲージで説明してくれる
彼の腕に、わたしは目が点になってしまった。

彼の左腕にはルフィがいた。
伸びたルフィの腕は彼の掌につながっていたのだ。
タトゥーを入れるイタリア人は多いが、
ユーモアや美的センスも一流。
あ〜、ルネッサンスの国、イターリア最高!

明日は古城へ   〈続く〉

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イタリア紀行 vol.3

暖炉


わぉ〜、暖炉!
友人宅のダイニングには、見ているだけで
ポカポカ温まりそうな暖炉があった。
さすがヨーロッパ!

ウサギ小屋ならぬネズミ小屋のような
狭い我が家には、当然暖炉という
贅沢暖房器具はない。
異国の地で、
非日常のような日常を目の当たりにして、
テンションは上昇を極める。

と、言いつつ、
そこにはイタリアの実情があるとのこと。
この国には自国発電はなく、
電気は輸入していていて電気代が高い。
だから暖炉は必需らしい。
紅く燃える薪で温まった熱が
各部屋のパネルヒーターへ送られ、
家全体が暖気に包まれる。

生まれてはじめて訪れたイタリアの初日は、
驚きと感動で幕を開けた。 〈続く〉

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プロフィール

Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。