信州の名産品

おやき


午後7時30分。

今日は深夜まで勤務だから、まだまだ先は長いなぁ。
と、少しウツが滲んできたころだった。
毎日3時にはコーヒーを差し入れてくれる優しい警備員さんが、
いただきものだけどと言って包みを渡してくれた。

ちょうどお腹が品もなく騒ぎ出す時間。
さっそくその包みを開けると、定番の野沢菜に切り干し大根と、
初めてお目にかかる松本一本ねぎが餡のおやきだった。
作りたてなのだろう、
手でつかんだだけで形が崩れてしまいそうに柔らかい。
まるで
「今が食べどきだよ。美味しいよ」という声が聞こえてきそう。

上品な焦げ色がのったおやきを眺めていると、
先日放送された地元放送局の番組が浮かぶ。
県外や海外に出向いて、信州を知ってもらおうというコーナー。
その日は別府温泉で海地獄の噴気で蒸した
信州の特産品であるおやきを食べてもらうという企画だ。

餡に野菜が入っていることに驚きながらも、
美味しそうに頬張っている姿を思い出しつつ、
わたしも初体験の松本一本ねぎをいただく。
信州が誇る名物が、全国に、世界に
広く知られますようにと願いながら。

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キボウキを眺めて……

キボウキ


毎年、誕生日にゆうパックで届くプレゼント。
たまたま信州に嫁いで同県人になった、
学生時代の同級生からの贈り物。

ソーイングを生業としている彼女からの品は、
手の込んだビーズなどをあしらったハンドメイドの
ブックカバーや保険証ケースなど、
贈る相手を気遣う思いやりに溢れていた。

そして今年はレトロポップなキボウキ(彼女曰く、
希望と箒の合体とか)。
実際に使うのがもったいなくて、
壁アートになったキボウキは、
毎日わたしの心をポップな色に染めてくれる。

贈り物というのは難しい。
相手の趣味・嗜好・生活形態などを熟知していないと、
真に喜んでもらえるものを選ぶことはできない。

それでもわたしは彼女の誕生日が近づくと、
珍しいファンシーグッズがあるお店やガラス工房など、
感動してもらえるような逸品を求めて駆けずりまわる。

時間をかけても、
真に喜んでもらえる品は選べないかもしれない。
でも、気は心と自分に言い訳しつつ、11月になったら、
自分の目と心の保養を兼ねて探しまわるだろう。

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ちょっと自慢の……

パスポート


最近こんな田舎の安曇野にも、
9頭身かと思われるような北欧系美形の方を
ちょくちょくお見かけする。
それだけグローバルになった島国日本。
にもかかわらず、わたしにとって海外は遠い異国。

生まれて初めてパスポートを取得したのは……
そう、遠い昔。
とっくに期限切れで、
今はその存在すらどこで眠っているのやら……

もう海外に行くことなどないと思っていた。

それが先日パスポート申請するため
地方事務所に出向いたのだ。
もしかしたら家族のひとりが今秋から
イタリアに移住するかもしれない可能性が
濃厚となったためである。

日本とは違う治安が心配な外国では
なにがあるか分からない。
いざというとき、すぐに海を渡る準備を
しとかなければというのが、パスポート取得の
真意というのが、ちょっと淋しいけれど。

それでも少し得意気なワールドIDに
心もグローバル!
で、でも、表紙を開いたページに写った写真……
だ、だれ?、このおばはん !?

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北アルプスの伏流水と米どころ

逆さ常念


5月。
白銀に彩られた山々の雪がとけ、
さまざまな姿をかたどった雪形が現れる季節。
その昔、農家の人はその雪形に教示され、
農作業を開始したという。

北アルプスの雪どけ水は豊富な伏流水となって
安曇野の田畑を潤し、豊かに水が張られた水田で、
田植えがはじまる。
たっぷりのミネラルが含まれる湧水で
信州のお米は育つ。

地元放送局の情報番組によると、
お米の生産高日本一は新潟県。
長野県は20位だが、品質(一等米)は
信州米が長年トップに君臨しているという。
それはもちろん勤勉な信州人気質を持つ
農家の方々の努力の賜物であるが、
北アルプスの伏流水による貢献も大きい。

青々とした苗が植えられた水田。
その水面で慎ましく揺れる逆さ常念。
これから山が新緑に染まる。
季節は巡り夏が過ぎて
紅葉がはじまるころには収穫の季節。

そして品質日本一の新米とご対面!
あ〜、そうなのだ、
花より団子……もとい……お花見もいいけど、
米どころ信州が誇る美味しいご飯と日本酒もね!
ん?結局行き着くところは食い気とお酒 ?!

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海老に幸せメルヘン物語

海老ラーメン


地元のデパートで、年に一回開催されるイベント。
麺戦記と名づけられたラーメンフェア。
全国の名高い銘店が信州に集結して、
その味を提供してくれる。

たまたま前日放映された地元放送局の
情報番組で観た、
えも言われぬ美味らしき画像に魅了され、即直行。

味噌が大好き。
おにぎりもスープものも、
ソテーや焼き物の味付けもお味噌がいちばん。
だから当然ラーメンもベースは味噌一辺倒。
ときたら、サッポロですよね!
というわけで、厳選の結果選んだのは
札幌海老秀の元祖辛味噌ラーメン。

海老からとった濃厚な出汁に味噌が
最高のコラボを醸し、しかも麺使用の小麦は
「春よ恋」だなんて、あまりにメルヘンティック!
大好きな海老の風味を満喫しつつすする麺。
もう気分は幸せ1,000%。
「春よ恋」……わたしの恋が「早く恋」と謳いつつ、
日本酒の代わりに海老ラーメンでカンパイ ‼︎

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おにぎり

おにぎり


幼いころ、お母さんっ子だった。
母がすべてだと思えるほどに。

よく思い出すのは、幼稚園や小学校の遠足に持参したお弁当。
おにぎりには常に山ごぼうの味噌漬けが入っていた。
それがわたしにとって母の味。

山ごぼうは直径0.5cmほどの細長い根菜。
それがほどよく漬かり、薄く小口にスライスされて、
おにぎりの具になる。
銀紙を開くと、少し湿った海苔がほのかに磯の香りを醸し、
天辺からかじって山ごぼうに到達すると土の香りと融合する。
そして歯ごたえのある満足感が、
リアルに悦びをもたらしてくれるのだ。

先日、友人へのお土産にと、
その山ごぼうが売られているお店を訪ねた。
あの頃と変わらない素朴な形姿に遠い昔がよみがえる。

気候は春爛漫。
ピクニック日よりである。
週末には久しぶりに山ごぼうのおにぎりを
リュックに忍ばせて、お花見兼ハイキングかなぁ!

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プロフィール

Hollyzard

Author:Hollyzard
本が恋人です。
料理は大嫌いですが、でも実は天才なんです(笑)。
外でおいしいお料理に出会うと、勝手にアレンジしてマイレシピにしてしまいます。